アフレコとは?
そもそもアフレコとは、無声で撮影した後に声や音を録音を言います。アニメ、テレビ、ゲームなどの収録が多いです。外画の役者の人の声がはいっている作品に声を入れることは違います。
アニメ声優になりたいと考えている人が一番興味を持っていると思うのがアフレコですよね。声の入れ方にもいろいろありますがアフレコってどんなことをしているのか映像とかで見たことありますか?
アフレコは昔から台本を持って映像に当てていくことに変わりはありません。ちゃんとした歴史ではもっと細かいところは違いますが、今回はざっくりとドラゴンボールの初代のあたりと今ではどのようなことが大きく変化しているのか詳しく書いていこうと思います。
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アフレコの今と昔どう違うの?
①マイク性能
昔のマイク性能は今のコンデンサーマイクよりも集音することや綺麗な音として録音することが難しかったマイクです。
なのでキャラクターたちのセリフを言う時には今よりもっと大きな声でしっかりとした発声をして収録していました。
今はいろんな機械の成長が早くなり服の音、足音、紙のめくる音などもどんなに気をつけていても収録できてしまうほど敏感に音を拾うところまできました。
なので昔ではささやき声を収録しても今のような臨場感や息を耳に感じたりするようなことは難しい時代でした。なので今は声質や距離感がマイクの音でもわかりやすくなりました。
なのでおのずとリアルな演技を求められることが多いことから大きな声を常に出し続けているような環境でもなくなってしまい叫び続けるのが難しいという声優さんの人が多くなった原因のひとつともされています。
②モニターに映し出される映像
昔は手描きのアニメーション映像が流れていました。そして画面サイズもブラウン管で表示がされていたことから3:4の比率で作られていました。
今はデジタル化が進んでかなり綺麗な映像を作るためと作業が早くできるようなパソコン、ソフトが開発されて普及して行ったことからパソコンで作られたアニメーション映像に切り替わっていきました。画面サイズも大きくなり、さらに綺麗な映像を作るためにサイズなどが変化して行ったりしています。
そして手描きだけではなく色んな表現をする事ができるようになった事から動きも増えそこに声優の人たちは動きに合わせた芝居をさらにつけていく必要が増えていったのです。
絵が出来上がっていない状態のものも手描きでキャラクターの名前が出ていたのが、今ではデジタル文字でしかも口パクのように点滅もしてくれてカット数まで書いているという表現に変わっているのだそうです。
なのでフルアニメーション(すべて色もあって表情や動きも完成しているアニメーション)での収録は少なくなっているのだそうです。
なので役として話す事が少しずつ違ってきているようです。口に合わせるという事に慣れていない人はフルアニメーションの作品になると途端に自分の芝居ができなくなってしまう事もあるのだそうです。
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③収録・編集の機材
収録する機材が昔はカセットテープなどに音を取っていたのが今はパソコンに入れてすぐに編集して出せるというハイテクさに。
ですがテープの時代にはダメだったところを切ってもう一回収録というやり方をしていたので新人の失敗で何十万円という赤字になる事もあったと予想されます。特にテープが高かった時代は呼ぶ声優の人は限られたりしていたようです。
この時代を抜けてきた声優の人たちは自分の失敗がどれほどの迷惑をかけてしまうかわかっているためかなり緊張感を持って収録をしていました。もちろん今でもそうですが。
ただしパソコンで編集できるようになってアニメーションたちの音質が上がったのはいいのですが編集の人たちは本当に大変な思いをして音を絵に合わせたりノイズが入ったところや失敗したところの音を切ったりしています。
その中でもセリフの中のノイズまで取る技術が存在している事からその編集をするために人作品30分アニメーションでも20時間編集に追われる事もあるのだそうです。
声優の人たちは本当にたくさんの人たちの苦労を知っていてその最後の声を入れる作業をしている事から自分たちのしている事の重大さ、そして多くの人たちの支えの上に自分たちがある事を感じているのです。
先輩声優の人は新人の人に収録後編集ブースの横に置いてあるテープの山のとこに連れて行ってこれがあなたが失敗したテープの山だと教えていたそうです。自分がしてしまった事を認識してさらに気を引き締めて先に進んでいく人たちがたくさんいたそうです。
まとめ
このような事が時代の流れと機械の進化によって変わってきました。ですが変わらない事も幾つかあります。
やはり声優はアニメーションが製作されてそこに呼ばれてお仕事をさせていただいている事です。
声優のお仕事は今では色んな服装でするようになりましたが昔は男性は必ずスーツを着て収録スタジオで収録していたそうです。正装でするお仕事と考えるほどです。
スーツを着ていけない人は各所に謝りに行っていたそうです。
本当に声を吹き込む大事な作業を任せてもらった責任を感じ行っていくためにも色んな基礎的な事は養成所でクリアし挑んでいくのです。
知るからこそ大事にしていかなくてはならない事もわかってくると思うのでこの記事がお役に立てば幸いです。
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