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【声優練習】ひとりでも上達できるアニメ映像のチェック方法!

はじめに

養成所に通っても専門学校に通っていても所属に残れなかった、上のクラスに上がれなかった、そしてこれから通うことを考えている人に伝えておきたいことがあります。

養成所や専門学校に通っただけでは早く、的確にアニメ映像をチェックすることができるようにはなれません。これは講師の方も口を揃えて言うことが多いですが本当の話です。

アフレコで使うアニメ映像は出来上がっているものは多くはないですが、絵がなくてもマークが出ているだけのものでも、タイムや空気を読み取ることができるようにならなくてはいけません。

やはり現場を経験している人のほうが、回数こなしているのでできるようになるのが早いのです。

ここで絶対にうまくなりたいと思っている方に、アニメ映像を早く、的確にチェックできる方法を教えます。

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アニメ映像のチェック方法とは

①映像を台本を追いながらチェックする

まずは渡された台本と映像をチェックします。流れをきちんと把握する必要があるからです。映像がある時は台本だけを読んでいた時に想像していたものの中で足りていないところを補完していく役割を果たします。

全く映像ができていない場合は、原作がある場合は原作を必ずチェックして流れをつかむようにしたほうがいいです。映像がなくてイラストだけ渡されている場合、自分だけの解釈で芝居をすることになりますが、かなり自由度が高くなってしまうので役のヒントを得られるものは必ずチェックしておくことで役が音響監督の人たちのイメージからずれるのを防ぐことができます。

たとえ絵がなくても台本と合わせるためにわかりやすいマークなどが入っているはずなので自分の出番や、自分の台詞だけではなく、相手の会話やト書きの部分がどうなっているのかもきちんとチェックしておくことで失敗を防ぐことができたり、急に台詞がなかったところに台詞が足されたりアドリブをすることになっても大丈夫になります。

チェックをする時に一番大事なのは最初は芝居をするつもりで見るのは良くないということです。見る時は純粋にお客さんと同じ目線で見るのがいいのです。そのほうがリアクションも自然に生まれていくのでそれを覚えて芝居をする時に生かすことができるのです。

感情をメモしておくこともいいことです。映像から分かること、ト書きから分かることを合致させるためにも自分が見やすくわかりやすい台本にすることをしましょう。

これが最初に映像と一緒に台本を見る大事なポイントです。

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②タイムコードをとっていく

芝居の時にも書きましたが、ここでも大事なので説明します。映像をチェックをする時にはタイムコードを書き写します。

タイムコードは台詞の始まりの時に書くことが多いですが、実はそれだけではないのです。言葉を濁したり、言葉を切ったりして間が続いたりすることがあります。他にも口の動きが止まって少ししたら動き始める、台詞はないけれど自分が映ったキャラクターが何かリアクションを取っているなどなど。

こういうことのタイミングをとっていくのです。台詞頭だけでは足りないのでリアルないい芝居ができるように細かくタイムは書き写していく必要があるのです。

作品をよくするためには台詞が書いていないときのリアクションなども大事なので自分で見つけたらメモを取って収録の時に音響監督の人に確認をしましょう。時と場合によりますが声を入れたほうがいいという判断もあれば、ここは口も動いていないしマイクに入る人が多いから今は声を入れなくてもいいということがあるのでそういう作品をよくするいいディスカッションをすることもできるようになるのです。

作品をよくするための提案や質問は制作の人にすごく好かれ好印象を抱いてもらえるようになるので、自主的に作品のことを考えて自分の担当するキャラクターのタイムをとっていきましょう。

③ト書きや映像、口の動きから台詞の区切りを見つける

タイムを書き写すことができたら次に必要なのは細かな映像チェックです。台詞の言い回し、表情、空気は映像の中にヒントがあることがすごく多いのです。

特にイラストがない場合でも台詞が途切れる場所というのはわかりやすく表示されるようになっています。文章の途中で、どういう気持ちでここは言葉を切っているのかという役作りのヒントを得られるので見逃さないようにしましょう。

そしてなんで?と思ったことはキャラクターたちのことを考えて推測しましょう。そのことでキャラクターは更に生きた人間に近くなるのです。

ト書きはイラストがない時にはキャラクターのアクションや空気感、場所を伝えてくれる大切な文章になります。それと台詞から感情などを読み込んでいくと更にリアルな芝居に近づいていくので気をつけてチェックしましょう。

中にはすごく自分の中では切らないようなところで台詞が切れていたり、この空気感でこんな台詞は言わないという違和感を感じるものが出てきたり、理解できないポイントというのも出てきます。

これは自分が理解できないから間違っているのかなと思う前に成立させられるように考えるようにしましょう。アニメを制作している人たちの中では成立している会話で、場面を表すために必要のものだと考えて入れてあるので、どうしてもわからない時は現場で相談してみましょう。そうすることでディスカッションできたり自分が想像していた以上の情報を得られることもあります。

まとめ

アフレコの練習をする前にこういったことをチェックする必要があるのです。アニメ映像をチェックすることは役の生きている姿を見ることができるので全く何もないところから作るよりも芝居のヒントをたくさん見つけることができます。

そして、口や空気感を細かくチェックするだけでアフレコをする時に人の何倍もそのキャラクターが生きているような喋り方ができるようにもなるのです。その感覚ができるようになると芝居がまた好きになります。

習得するまでは大変ですがぜひ頑張ってください。

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