はじめに
1969年の10月「サザエさん」アニメ放送開始の初回から2015年の9月まで磯野フネ役を務め続けていた麻生美代子さん(以下、麻生さん)!長らくフグ田サザエ役を担当した加藤みどりさんは、麻生さんは現場でもムードメーカー的存在だったので彼女がいれば安心だったと語っていました。
2012年には第6回声優アワード「功労賞」を受賞しました。
一番最初は鉄腕アトムのアニメ第一作品に出演しておりアニメーション放送の歴史の最初の方から声優の活動をしています。
主な出演作としては『サザエさん』の磯野フネ役、『鋼の錬金術師』のピナコ・ロックベル役、『アルプスの少女ハイジ』のロッテンマイヤー役、『赤毛のアン』シリーズのマリラ・カスバードさんの吹き替え、テレビ東京の『和風総本家』のナレーション、などで活躍されています。
国民的アニメに長く出演され続け愛される声であった麻生美代子さんの魅力をたっぷりご紹介します!
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麻生美代子さんの魅力!
彼女は声優になる前に旧海軍で艦船・飛行機の位置確認のための天体観測をしていたそうです。この当時天体観測の精度を上げて戦うことも大事だった時代に生きていたことから麻生さんもその仕事についていました。
そのあと1945年に東京大空襲で被災します。本当に火の海になるというのを目の当たりにしたというお話をこの頃を生きていた役者の人や声優の人から話を伺うことがありました。
そんな経験を持っている彼女は学生時代から演劇を志し、主に舞台女優や声優として活動を始めて行ったそうです。ちょうどその辺りがテレビ創成期の頃で本当に大ベテラン声優の一人です。
特にずっと鈴置洋孝さんのプロデュースする舞台への出演は長く、まさかの最初に出演の時の台本を読んだ印象が「これのどこが面白いの?」と感じていたそうですが、鈴置さんがお亡くなりになったあとにその時の台本の意味が本当の意味で理解できたことを何度か語っています。
火葬場での出来事と「煙が目にしみる」というところを重ねて作られた作品でした。
そんな経験があったあと台本の読み込みにも影響が出ていたのだそうです。そこから入院して仕事ができなくなるまで声優の仕事の依頼が途切れることのなかったほど彼女の表現の素晴らしさ、そして彼女しかできない表現というものに高い評価がされていました。
そうして放送開始から46年間フネ役を演じ続けていた麻生さんは優しくてしっかりものでありながら可愛らしいところもある磯野家の自慢の母であったことをアニメ『サザエさん』スタッフ一同の方からのコメントも表明されていました。
アニメーション担当の人たちのみではなくこの声で聴き馴染んでいた多くの人たちからも番組での声が変わったことからいろんなコメントが多く寄せられるほど愛されています。
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サザエさん
長谷川町子氏の漫画『サザエさん』が原作のテレビアニメです。
放送48年目を超える世界で最も長く放送されているテレビアニメ番組としてギネス世界記録を保持している番組です。
日本のアニメの歴史をたくさん含んでいる作品でもあります。セル画からデジタルに移行するときもいろんな話題になっていました。
あらすじ
磯野家の家族の日常を描いている物語で個性あふれるキャラクターたちがいろんな絡みをしていきます。
一番初めはカラーテレビがやってきたところから家族がどんな反応をしていくのか、それによってどんな生活に影響を与えていくのかが始まっていきます。
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この作品の中に出てくる磯野家のおばあさん・磯野フネ役の声を麻生美代子さんが担当しています。
日本の今では薄くなってしまった生活環境がたくさん描かれています。お隣さんとの仲の良さ、学校での厳しい先生、会社付き合いのあとの酔っ払って帰ってくる旦那さんの手土産とかその姿とか…。
そういうことがたくさん詰め込まれた中で日常生活も送られているアニメです。生活とか変わっているけれど日常で起こる兄弟喧嘩とか友達との付き合い方とかは変わっていないと感じるところがあります。
カラーテレビが今では薄くなっているのが当たり前ですがこの頃はカラーテレビがくるというだけでものすごく羨ましがられる時代、その環境がどういうものだったのかというのを見ることができます。
楽しみながら日本の昔に触れることができるのがとてもいいところだったり。
かなり多くのベテラン声優も出演しています。カツオ役の初代に大山のぶ代さん、波平役で永井一郎さん、永井さんがお亡くなりになられてからは茶風林さんが引き継がれました。穴子役には若本規夫さん、ノリスケ役には松本保典さんなどなど本当にたくさんのベテランが関わっている作品です。
まとめ
すごく優しくて日本のお母さんをイメージさせるこの声が聞けなくなってしまったのは残念ですがいろんなところに残っているのでぜひ聞いてみて欲しいです。
筆者個人的に一番お気に入りだったのは和風総本家の豆助に話しかけるナレーションのところが一番ほっこりして大好きでした。
録画を見返してとっておくくらいにはこのナレーションがすごく安らぐのでどこかのタイミングで公開されることがあったらぜひ聞いて欲しいです。
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