はじめに
声優は自分の感情やよかった過去も辛かった過去も幸せなことも大好きなことも全部武器になります。
それは物語の人物や生き物を生きていく上で全てが活きてくるのです。経験していないことを補うのが難しいからこそどんな経験もしていた方が芝居をする時に実感しやすくなるのです。
芝居は過去の記憶を思い出すのではありません。その時の記憶と台本の中にいる人物たちの心にリンクさせてどれほどのものなのか想像を膨らませて体現させていくことでもあるのです。
なので、さらに具体的にどんなことに活きていくのかをここで話していこうと思います。
声優をやっていく上で
①売り出す個性につながる
他の人が勉強してこなかった資格を持っている、自分が好きな分野の知識なら誰にも負けない、小学校から高校まで一つのスポーツを続け結果を出した、もしくはバラバラの部活をしていたけど全て何かしらの結果を残しているなどなど。
こういうことは全て役に生きてきます。
なのでこういうことに関しては履歴書の特技などの部分に書くことができます。それによって事務所のマネージメントの人もこの人はこういう作品のオーディションに出すのがいいと判断する材料にもなるのです。
例えば、剣道を部活で3年間していた。そして段も習得している場合、事務所の人だったら時代物の吹き替え、もしくは戦うアニメーションとかのオーディションが来た時にすぐに応募するでしょう。
体験したことがない人よりも実際にそういうことに詳しい人が作品に参加することは技術としても知識としても大事なことなのです。
収録に携わる音響監督の人たちが所作などいろんなところからリアルな言葉使いや息遣いなどなどを欲しているので提案をしていい芝居と作品を作っていくことを望んでいます。
なので経験のある人をキャスティングやオーディションに参加させるのです。
ちなみに各県の言葉を使える人もオーディションで有利だったりします。県によっては話すことができない人が多いのでいろんな作品に方言指導で入ったり実際に声を収録させてくださいということもあるので、お仕事がもらえやすくなります。
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②感情の引き出しで表現が変わってくる
声優では感情表現は絶対に必須条件ですが、これもまた過去に辛い経験をしている人とか他の人が経験したことのないことに遭遇していたりすると芝居の深みが変わってきます。
例えば昔病弱で病院生活をしていた、昔にいじめられていた、家庭環境による事情でというようなことも芝居の中では使い方で生きてくるのです。もちろんそのためにこの過去と向き合ったり乗り越えたりすることも必要になってきますがうまく引き出せると想像だけで保管した人たちよりも濃くリアルな感情が声に乗っかってきます。
これを必要としてくれる人もいるので自分の経験は忘れないでいつでも引き出せるようにしておきましょう。
もちろん家族と行って幸せだった時間や、好きなアニメーション見てる時間、ゲームをしている時にキャラクターに感情移入してしまう時間を全て演技に生かすことができるのです。
ちゃんと楽しんでちゃんと嘘つかないで自分の中に入れてください。
ただし好きなゲームをしてもいい!!という理由にはしないようにしてください。
何を人生の中心においてなんのために頑張っているのかからぶれないようにしてください。もちろん息抜きとかに楽しんでも大丈夫ではあります。
③ラジオやインタビューの味が変わってくる
これはいろんな人のラジオを聞いていて思うのですが周りにめちゃくちゃ変わった兄弟がいたり、自分の両親が変わっていたりするとそれだけで話題になったりします。
その話が面白くて聞いている人の印象に残ったり、使ってくださる人たちの印象に残ったりすると次はそういう役で読んでもらうことができたりするので自分の人生もこれって人とずれているかなというところも受け入れて逆に開き直って生きていくのもいいのかもしれません。
ただし開き直るならとことんそこを突き詰めていく必要があります。ちょっとそこまででもないねって思われてしまうとなんの話題にも個性にもならず流されてしまうのです。
この子普通であまり面白くないねっていう評価を受けるといじりづらいと判断されて先輩声優のラジオとかアニメ番組のラジオとかでも使ってもらえなくなってしまうので面白いことはストックしておくようにしましょう。
まとめ
自分が経験してきたことは芝居をしていく上でたくさん使う場所があるのです。それがあるからこそキャスティングしたということもあるのでぜひ大事に磨いて使って欲しいです。
上には書いていなかったですが想像力の話です。小説を読んだ、ゲームをした後に自分が物語を作ったことはありませんか?あのキャラクターともし他の展開があったらや、自分がこの世界で生きていたらいったいどういう行動しているのか。
そういうことも非常に大事になってきますので、かなりリアルにたくさんのことを考えて芝居の時に恥ずかしがることなく全力で芝居に活かせたら役幅が広がる役にも立っていくのでぜひやってください。
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