声優養成所で学んだ3つのこと
声優になるためにスキルを磨く場所・声優養成所。今や星の数ほどある声優養成所ですが、
今回は筆者が2年間養成所通いをして学んだ3つのことについてお話ししようと思います。
時間は厳守!印象は一瞬で決まる
声優養成所にはたくさんの生徒が通っています。地方校なども運営しているところであれば、2000人を超える生徒が在籍していることも。これほど多くの生徒がいれば、講師の方々もひとりひとりの顔や名前を覚えることは難しいですよね。ですので、はじめに与える印象でその後が大きく左右されると言っても過言ではありません。良い印象を与えられるか、はたまた悪い印象を与えてしまうのか、自分のたった1回の行動が重要になってきます。無駄なところで評価は落とさないために、時間厳守が絶対です。時間を守れないと、その時点でマイナスのイメージがついてしまいます。
ここで少し、筆者の養成所生時代のお話をしましょう。筆者が通っていた養成所には、学院内オーディションと言って養成所内でのクラス分けのためのオーディションが行われていました。ひとりの持ち時間はわずか30秒ほど、提出したオーディション用紙と与えられた課題の出来で上級クラスへ行けるかどうか決まるのです。…と、思っていました。事務所の方の話を耳に挟むまでは。なんと、オーディションでの課題の出来が良くても、
レッスンへの出席率が悪かったり遅刻が多かったりするとなかなか上のクラスへはあげられない…とのことでした。
実力以外のところで未来が左右されてしまうのは非常にもったないことです。たかがレッスンの1コマ、されど1コマです。
時間は厳守、遅れる場合はしっかりと連絡をするようにしましょう。
なんでもいいから目立てばいい、は間違い
先ほども書いたように、講師の方に自分の存在を認識してもらうのは大変なことです。だからといって、なんでもいいから目立てばいい
というわけではありません。レッスン中に必要以上に騒々しくしたり、変に尖っていたり…それが個性になっていればよいのですが…
また、筆者がよく見かけたのが、用があるわけではないのに、講師の方に印象を残すためにレッスン後に内容の薄い質問を
する生徒さん。レッスン終了後にも質問をする姿は熱心で良い印象を与えそうですが、このような場合、その意図は講師の方々にはすぐばれるでしょう。
内容のない質問を繰り返すより、しっかりと練った質問を一回する方が得策といえますし、何よりも自分のためになるのです。
事前準備は入念に
レッスンで見つけた自分の弱点や改善点をそのままにしておいたり、次のレッスンまでに、と渡された課題にしっかりと取り組まずに
レッスンを受け続けてもなかなか力はつきません。たかが1コマのレッスン、されど1コマのレッスンです。そこにどれだけ注力できるかで
成長の度合いは大きく変わるでしょう。当たり前じゃん、と思うかもしれませんが、答えのない課題への予習・復習は何時間あっても足りないものです。
自分の力を客観視して自己満足で終わらないよう心がけなくてはなりません。
なんとなくレッスンを受け続けた場合、どうなるでしょうか。講師の先生方は、たとえレッスンで使う台本や行う内容が違えど、
生徒の進歩のなさに気がつきます。いくらアドバイスを求めたところで「同じこと毎回言ってるよね?」となってしまうのです。
この、同じこと言ってるよね、は黄色信号。たとえばはじめは期待値が高かった生徒であっても、徐々に期待は薄れてゆき、講師の興味は
他の生徒へ移ってゆくなんてことも。そうしてだんだん顔を見せなくなった生徒さんを幾人も目にしてきました。演技の引き出しがものすごく多かったり
センスがずば抜けてある人でない限り、課題一つ一つに丁寧に取り組まなければならないのです。驚くほど才能に満ち溢れた人は大勢いますし、
卑屈にならない程度に「自分は天才ではない」と思って鍛錬を重ねましょう。
おわりに
いかがでしたか?どの項目も、どんな現場へ行っても当たり前で重要なことですよね。
声優も「お仕事」なんです。人としての、社会人としての心構えがなければお仕事は上手くいきません。
ぜひこれらを頭の片隅において、声優デビューを目指して頑張ってください!
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