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【声優 個人練習法】演技上達への近道!上達できる台本を読み込む方法!

はじめに

養成所に通っても専門学校に通っていても所属に残れなかった、上のクラスに上がれなかった、そしてこれから通うことを考えている人に伝えておきたいことがあります。

養成所や専門学校に通っただけでは台本を魅力的に読み込むことができるようにはなれません。これは講師の方も口を揃えて言うことが多いですが本当の話です。

国語の文章読解ができたから台本もうまくいくという人もいれば、一人のキャラクターに感情移入してその他は見えないという人もいろいろいます。しかし、声優の台本読みは簡単にできないものが多いのです。

プロの人は経験してきた台本の数が桁外れに違うので毎回成長してきています。この経験の差は新人同士や養成所のレッスン生徒同士でも現れてきます。埋めるためにはどれだけ台本に集中できるかなのです。

ここで絶対にうまくなりたい!と思っている方に台本を読み込む方法を教えます。

台本はひとつひとつ違うのでひとつできても油断できないところは気をつけてください。

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台本を読み込む方法

①読み方分からない漢字、イントネーション、タイムのチェック

台本が渡されて一番最初にやることはざっと読んだときに読み方が分からない漢字やカタカナの羅列などの読み方と意味を調べます。一回しか出てこないとは限らないので、一回調べたものはきちんと覚えておきましょう。

次にイントネーション。言葉の読み方は複数存在しているのでどちらのイントネーションでも台詞を言えるようにしておきましょう。結構片方しか言えないときに限って別の言い方を要求されて芝居がぎこちなくなってしまうことがあるのでどのイントネーションでも芝居がよれないようにしましょう。

次にタイムのチェックです。タイムというのはアニメ、吹き替えの収録のときに画面の真ん中の上か下にタイムコードという時間が表示されます。アニメ放映のときには消されてしまうものなので収録の映像とかを見なければ分からないかもしれません。

アニメは全く無音の状態で映像が流されそこに声を入れていくので、口パクがどこからどこまで動いているのかをチェックする必要があるのです。吹き替えでも声同士が重なっていたりするところやきっかけがわかりにくいところがあるのでタイムをとってマイクに入りやすくするために使います。

タイムを書き込む作業は実は慣れていないとすごく大変な作業なので自宅でも放送されたアニメの台詞を書き起こして自分でタイムを台本に書き込む練習をするといいです。録画したものの下の数字に気を使ってタイムとっていくとだんだんと慣れていくのでそこから始めてみましょう。

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②全体を読み自分のやる役、やりたい役の立ち位置、関係性の把握

ざっとした準備が終わったらもう一度台本の最初に戻ってざっと一通り読みましょう。役者としてではなく普通に読書の感覚で読みましょう。

読んだ後に、自分がやりたい役、もしくは担当する役の周りにはどんな人がいてどんなストーリーの展開をしてその物語の中でこの人はどう物語に関わっているのかをざっと考えてみましょう。

人間関係や主人公の立ち位置なのかヒロインなのか家族なのか友達なのかなどなど。この関係性が役を生きていく上でとても大事になっていくのできちんと読み込んで関係性を考えていきましょう。

もし配役が決まっている場合はどんな声をしているのかを考えておくといいでしょう。作品の中で役のタイプが違うのに声が似ている、芝居が似ている人がいたりするので、その人と差異をつけるためにも、立ち位置、役割をきちんと作ることで、かぶることを避けることができます。

他にも自分のキャラクターは個性を濃くしたほうがいいのか薄くしておいたほうがいいのかもみておいたほうがいいです。周りの人がキャラクターが濃くて悪い意味で自分のキャラクターが浮いてしまったり、埋もれてしまって目立たなくて現場でも空気になってしまわないためにも、キャラクターの濃さも考えるようにしましょう。

③自分の役をもう一度読み込み

全体のバランスを把握したら自分の役はどういう人物でさきほどチェックした立ち位置や関係性の中でどう生きていくのかを読み込んでいきます。

感情の流れや台本には書いていない部分を想像で補います。自分の役はどう生きている人なのかを一番理解してあげましょう。これが役を生きる上でのベースに置かれます。

全体から生き方を把握したらいろんなセリフからひとつひとつ細かいニュアンスを汲み取って行ってそこから自分で組み立てて実際の最初に披露する場所に持っていくという流れになります。

まとめ

今回は台本を渡された時に一番最初にやる基礎的なことをまとめました。役を作っていく詳しいことは書いていません。こちらは別の機会に書こうと思っています。

ここに書いたことは芝居に入る前に大事な基礎の部分を書き出していますので、一番最初にマスターして芝居をする時には支障をきたさないように丁寧に自分に落とし込んでおきましょう。

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