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【声優業を極める!】ひとりでも上達できる、役作りの方法!

はじめに

養成所に通っても専門学校に通っていても所属に残れなかった、上のクラスに上がれなかった、そしてこれから通うことを考えている人に伝えておきたいことがあります。

養成所や専門学校に通っただけでは魅力的な役をつくることができるようにはなれません。これは講師の方も口を揃えて言うことが多いですが本当の話です。

演技は薄っぺらい声だけの演技ではいけないし、リアルな芝居をしなければならいことはわかっていると思います。しかし、台本から読み取って自分では考え込んで作って芝居をしたのにどうしても評価されないということありませんか?

講師の人が求めているのは自分のイメージの中にあった役、もしくはそれ以上の魅力的な役の人生なのです。同じレッスン生が作りそうな人物像、表現ではないのです。

ここで絶対にうまくなりたいと思っている方に魅力的な役をつくる方法を教えます。魅力的な役とはいったいどういうことなのかここで書いていきます。

魅力的な役をつくる方法とは

魅力的な役とはその人の人生が台本の中から的確に読み取られ、さらに台本には描かれていない魅力的なエッセンスが加えられた役です。

台本から読み取る以外にどうやって魅力的なエッセンスを入れれるのかと思う人もいると思います。

では、役の作り方を紹介しましょう。

①台本、映像から理解できることをまずまとめる

まずは役がどういう人なのかを台本、映像、キャラクターイラスト、設定資料から読み取ります。

言葉のつづられ方、容姿からその人の性格、年齢、声の高さ、喋り方、癖がわかります。他には設定資料集に書かれている世界観からその人の使える能力、役職などがわかっていきます。

俳優の人、キャラクターイラストからどういう声を発する人なのかも推測できると思います。人によっては自分が知っている声優の人をキャスティングしてシミュレーションをする人もいます。

芝居がひっぱられないのであれば、どの声優さんが声を当てそうか想像したりするのはありです。声優の人によって喋り癖、表現方法が変わり、結構コアなキャラクターが出来上がったりします。

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②文字としてに書かれていない部分から想像する

世界観、会話、自分のキャラクターの周りの人たちとの関係などなどから、書かれていないことを想像していきます。

例えば世界観が超能力者と人間がいる世界で戦争が続いている世界だった場合、自分が担当するキャラクターは超能力を持っていて人間に疎まれて育ってきたのか、それとも人間だけど超能力を持っている自分のことを大切にしてもらえたのか。などを考えていきます。

だいたい台本を読めばどういう人生を送ったからなのかということはうっすらとわかることが多いので、そこから想像を広げていきましょう。

他にも会話から想像することができます。好きな人にさよならというシーン。その前には呼び出して何気ない会話をしてから別れるとします。ですがアニメーションの表情はさよならの後に悲しそうな顔をしています。何か彼女にあることがわかりますね。その何かを台本の中の散りばめられたヒントからつなぎ合わせて推察していくのです。

他にも会話の内容で自分の上司の人やクラスメイトと仲が悪いのか、強制的に従わされているのかなどなど。家族と喧嘩をしているのか、すごく仲がいいのかなどなども読み取ることで、家族との関係がどういう風に聞こえるのかが変わってきます。

文字に書かれていないところをどれだけたくさんそして深く読み込んでいけるかによって、芝居の深さが変わってくるので大事にしていきましょう。

この想像が他の人とのキャラクター作りの差になっていきます。魅力的にできるかどうかはここでの読み込みと想像の深さと広さに影響されます。

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③自分の言葉は相手に何を伝えなければいけないか考える

正直に②までで役をつくる工程は終わっているのですが他の人にさらに差がつけられる台本を読んで理解をしておかないといけないことを書きます。

自分のキャラクターが例えば「弟に触るな!」という台詞があるとします。これは弟の言動に耐えられずキレた同棲中の彼女に言います。その後に彼女は出ていきます。

台本を読むとさっくりとここまでわかります。芝居のことについて深く考得られていない人であれば、大きな声で弟に触るな!というと思います。それでは共演者の心も動かせず芝居も成立させられません。

この台詞は同棲中の彼女にとっては出て行くための決めての言葉になります。同棲するくらい愛し合っていたのに彼に本気で弟に触るな!と言われるのです。何年も付き合っている彼女より弟の方が大事なのです。弟に触るな!と無意識に彼女を全力で止めたことに自分もショックを受けすぐに彼女に謝りに行くも出て行かれてしまうというストーリー展開になります。

実際に彼女が失望する、自分が無意識に行ったことに動揺するなんてことは台本に書かれていません。そこを会話の内容から推察し、弟に触るな!という台詞をどれだけ本気で言わなくてはいけないのかということがわかってきます。

こういう風に言葉には共演者の人や見ている人に影響を与えるためにしなければならないことがあるのです。それが何なのかは台本を読んでどう伝えなければならないのかということを考えなければならないのです。

これができるようになると他の人よりぐんと魅力的な芝居になっていきます。

まとめ

役を作るためには書かれている情報と書かれていない情報の両方を組み合わせる必要があります。そして想像してどう声に出していく文字として書かれていないところに人それぞれの個性が乗っていくのでそこを磨いていくと他の人とは違う魅力的な役が出来上がるのです。

読み込むことができるようになるためにはプロの人がどのように考えてこの役を演じているのかを毎日考えながら作品を見ることがすごく勉強になるので自分でもやりながら勉強も続けていくといいですよ。

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